社員の一日 A day in the life of an employee
ハウスあいファクトリー社員の出勤から退勤までの一日の過ごし方をご紹介します。ハウスあいファクトリー社員にはいろいろな特性の障がいを持った社員がいるので、業務の中にみんなが働きやすくなるような工夫を盛り込んでいます。
8:00
出勤
出勤
朝の出勤時間はこのほかに、7:30~の朝番、10:00~の遅番があります。(繁忙期・閑散期による変動あり)
通勤は公共交通機関を使用しています。
朝礼までにコスチュームに着替えて朝礼に参加しています。
8:30
朝礼
朝礼
朝礼は出勤時間に合わせて、8:00・9:00・10:30にも行われています。
毎朝の体操では、朝礼担当者が前に立ち、全員で体操を行っています。
朝礼時には、毎日朝礼担当者が手話を交えて、1分間スピーチを行っています。
また、業務連絡時は、製造リーダーの連絡を手話で伝えています。
9:00
業務開始
業務開始
各自担当の持ち場につき、業務を開始します。
生産現場での工夫
- ① 視覚的な情報伝達
- 耳の不自由な方が電話や生産設備の運転状況などを光や色で感知できるようシグナルタワーを導入しています。機械設備については、シグナルタワーだけでなく、機械の作動状況がわかるモニター画面を設置しております。避難誘導灯についても、非常時にはフラッシュする機能を備えたものを設置しています。
また、警報パトライトを作業者の手元に置いています。こうすることで聴覚障がいのある社員でも、ラインの異常に気づくことができます。
- ② 掲示物やチェックシートによる業務の工夫
- 生産面の工夫では、原料の選別基準、重要確認個所などのポイントを記した看板に写真をふんだんに使って作成しています。
またチェックシートと現物サンプルや使用するラベルを一緒に準備し、誰もが間違いなく生産できるよう、わかりやすい表示等を心がけています。
- ③ アプリケーションの導入
- 聴覚障がいのある社員の働きやすさの支援として、音声を文字に起こす、"Pekoe | 聴覚障がい者向けコミュニケーションサービス"というアプリケーションを導入し、会議等において活用しています。
- ④ 新人教育
- 新たに入社した社員は、受け入れ・育成チームが中心となり教育訓練をおこない、各製造ライン作業の練習・訓練を繰り返すことで仕事を習得し、その後製造ラインに配属され仕事に従事します。
聴覚、視覚、知的、精神の障がいの種別や有無を問わずに皆活躍しています。
12:30
お昼休憩
お昼休憩
出勤時間に合わせて、11:00~14:00までの間にお昼休憩を取ります。
食堂で社食を食べることができます。
男性・女性ロッカー室には休憩スペースがあり、仮眠を取ったりテレビを見ることができます。
勉強会
毎日ではありませんが、定期的に各種勉強会を実施しています。様々な知識を高めたり、社会人としてのスキルアップを目指しています。毎月人数を限定して実施している勉強会と年に二回全員で参加する勉強会があります。
- ・コンプライアンス学習会
- ・安全学習会(安全作業、交通安全)
- ・品質学習会
- ・健康セミナー
- ・手話学習会
- ・社会人基礎力講習会 など
15:15
-
17:00
終礼・退勤
終礼・退勤
退勤時間は人によって異なりますが、各退勤時間ごとに終礼を2~3分で行います。
終礼後着替えをして退勤します。
※商品パッケージは撮影当初のものです。